2017年 | プレスリリース?研究成果
トランス脂肪酸による疾患発症机序の一端を解明-动脉硬化症発症のメカニズム解明に繋がる発见-
発表のポイント
- 食品中に含まれるトランス脂肪酸が细胞の自杀(细胞死)を促す仕组みを発见。
- 过剰な细胞死は、动脉硬化症の発症?进展につながる。
- 动脉硬化症等の、疾患メカニズム解明につながることが期待される。
概要
东北大学大学院薬学研究科の平田祐介助教、野口拓也准教授、松沢厚教授、青木淳贤教授、福永浩司教授らの研究グループは、动脉硬化症や生活习惯病などの様々な疾患のリスクファクターとされているトランス脂肪酸が、自己由来の起炎性因子の1つである细胞外础罢笔により诱导される细胞死を促进することを明らかにしました。细胞外础罢笔をはじめとした自己由来の起炎性因子は、障害を受けた组织から漏出し、マクロファージなどの免疫担当细胞に作用することで、炎症や细胞死を惹起します。动脉硬化症の発症?进展には、病巣における自己由来起炎性因子の漏出や、マクロファージによる炎症や细胞死が主要な寄与を果たすことから、本研究で明らかになったトランス脂肪酸による细胞死亢进作用は、その摂取に伴う动脉硬化症発症?进展に寄与していることが想定され、これまで未解明だった疾患発症机序の一端の解明に繋がる発见となりました。
本研究の成果は、3月29日(日本時間30日)にJournal of Biological Chemistry誌(電子版)に掲載されました。本研究は、長井記念薬学研究奨励支援事業、文部科学省および日本学術振興会による科学研究費助成事業の支援を受けて行われました。
问い合わせ
东北大学大学院薬学研究科
担当 野口拓也、松沢厚
电话:022-795-6827、022-795-6830
E-mail:noguchi*m.tohoku.ac.jp (野口)(*を@に置き換えてください)
尘补迟蝉耻蝉丑颈*尘.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(松沢)(*を@に置き换えてください)